遺品整理をする時期の目安
◆仏教の場合の遺品整理時期の目安
遺品整理を行う目安として仏教の葬儀の場合は、49日以降というのが目安です。 仏教の法要である四十九日、亡くなられてから49日間を喪に服す期間(忌中)として七日毎に故人の冥福を祈るという時期になります。 一般的に忌中はなるべく外交的な行動を控える時なので、忌明けの49日以降に遺品整理を行ないます。
◆神道の場合の遺品整理時期の目安
遺品整理を行う目安として神葬祭の葬儀の場合は、50日以降というのが目安です。 神式では亡くなられてから50日間が忌中になります。 なので、遺品整理のタイミングとしては神式の場合50日後の忌中明けに遺品整理を始めるのが一般的です。
◆賃貸住宅の場合の遺品整理
それぞれの遺品整理を始める目安を上げましたが、故人が賃貸住宅の場合、家賃、近隣住民への対応など様々な状況があるので、目安の時期よりも早く遺品整理を行うことがあります。 そのような場合の遺品整理は、葬儀が終わった後などの少し早い時期に行なうケースが多いです。 遺品整理を依頼する前に賃貸借契約書を探すか、遺品整理業者に探してもらい、賃貸の契約解約を早めに行うことが必要です。 それぞれ様々な状況があるかとますが、遺品整理を行う上で一番重要なのはご遺族のお気持ちが落ち着いてからと言うことです。 気持ちの整理がつかないまま遺品整理を依頼すると遺品整理業者に伝えなければならなかった要望が抜けてしまったり、落ち着いた頃に残しておきたかった遺品を思い出して手遅れになってしまったりすることがあります。 より悲しいお気持ちになるような事がないような遺品整理をしなければなりません。