形見分けの注意点
◆送る際の包装
遺品整理で見つかった形見分けの品はプレゼントではありませんので、ラッピングは避けるようにします。 郵送で傷がついたりする可能性がある場合には、極力簡易包装にして送ります。郵送ではない場合そのままでもいいぐらいのようです。
◆贈与税が発生するケース
遺品整理の際に出て来た骨董品や美術品、貴金属、高級な時計などの高価な物は贈与税の対象になる可能性がありますので注意が必要です。年間で贈与された財産が１１０万円を越えると贈与税が発生します。 先方からの要望でなければ贈らない方が良いケースもあります。
◆送る際の包装
以前は遺品整理の際に出た形見は目上の人には贈ってはいけないという形見分けの決まりがありましたが、最近の傾向では故人と親しい関係だった場合は形見分けをすることが多いようです。 ですが、しきたりや習わしを重んじる方もいらっしゃいます。前もって、贈っても差し支えないかを確認してから形見の品を贈ったほうが良いでしょう。